構成・文:中村遼(猫背) 写真撮影:大八木宏武と都恋堂のみんな ジャージ協力:柏市立南部中学校
中村のレポート作品No.3 護衛艦「やまゆき」でパチリ!!
ものすごーーーく久々の都恋堂社会科見学ツアー! 梅雨が明け灼熱の日差しが照りつける2014年7月25日、海上自衛隊の護衛艦「やまゆき」の体験航海に参加してきました。レポートを担当致します中村です。いつも猫背ですが、胸を張りながらレポートさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します!
壮大なる建築物から最先端の技術を誇る産業施設、はたまた政治・経済のど真ん中まで社会の最前線を体操着姿で直撃レポートする都恋堂名物の大人の社会科見学ツアー!
最近はずいぶんとご無沙汰しておりましたが、弊社で制作している、防衛省オフィシャルマガジン「MAMOR」の表紙を「やまゆき」で撮影したご縁で、久しぶりの社会科見学を実施することになりました!

この日の乗艦を心待ちにしていた統括マネージャーの奥山をはじめ、みんなワクワクしながら、横須賀駅に集合しました。
駅から歩くこと10分、停泊中のやまゆきに到着し、さっそく、一発目の記念撮影!
昔から仕事でお世話になってきた元講談社の竹内さん、最近よくお仕事をご一緒させて頂いている株式会社ノースグラフィックの水野さんをゲストに迎え、総勢25名で乗艦しました。

本日の体験航海は我々以外に一般のお客さんが500名ほど参加しているとのこと。体操着を着用しての乗艦は果たして大丈夫なのでしょうか!? 不安がつのります…。
ガイドを務めて頂くやまゆき飛行科の武藤2曹(以下武藤さん)にヘリコプター搭乗員待機所へ特別に案内してもらい、お着替えタ〜イム! それにしても、古株メンバーは体操着に着替えるのにまったく躊躇なし。一方、1ヶ月前に入社したばかりの井上や、今日の体験航海前日に入社した薄井はまだ恥じらいが残っている模様。入社早々に都恋堂ストロングスタイルの洗礼を受けるハメに! 入社3年目の僕はといえば、多少の恥じらいはあるものの、これまで何度も着ているため受け入れ態勢はばっちりです!
着替えを終えると、武藤さんから本日の流れの簡単な説明。目の前の異様な体操着集団にひるむことなく、朗々と説明を続ける武藤さん。さすが! 頼りがいがあります。流れの説明のあと、「何か聞きたいことはありますか?」と質問タイム。ところが、現役の自衛官に質問できるめったにないチャンスにもかかわらず「趣味は何ですか?」や「普段、船酔いはしますか?」など、武藤さん個人への質問に集中する我々。
トドメに、最近まで風呂なしアパートに住んでいた竹本から「食堂の水は飲めますか?」というわけのわからない質問も飛び出しました。
なんでやねん! お前ら、護衛艦のことをもっと聞けや〜!」と怒りだすこともなく、すべての質問に、真摯にお答え頂きました。武藤さんの趣味は筋トレで、毎回、船酔いは絶対しないと意志を固めてから、乗艦するのだとか。意志の弱い僕とは大違い!
都恋堂社員全員を引き連れての案内は大所帯すぎるため、艦内の案内は2チームに分かれて行うことになりました。先発チームは、大場・栗田・小野・鈴木・太田・中村・佐野・秋山・竹本・古屋・薄井、そして、ゲストの竹内さんと水野さんを加えた13名。後発チームは、小林(保)、小林(奈)、奥山、榑林、大八木、村上、井上、出口、岩崎、伊藤、根岸、米澤の12名。
僕は、先発チームになったので、一足お先に、護衛艦ツアーにレッツ・ラ・ゴー(古っ)!
護衛艦とは、日本の海を警備するための船で、僕たちが乗艦した「やまゆき」は、はつゆき型護衛艦の8番艦として昭和60年に竣工。現役の護衛艦の中では「しらね」「くらま」に次いで3番目に古く、人間に例えると、87歳のお婆さん!対空・対潜・対水上にとバランスのとれた兵装を備えているのが特徴です。まずは、その護衛艦に搭載された装備品を見に行くことにしました!

最初に、案内されたのがこちら、
短魚雷発射管3連装
近くの潜水艦を攻撃する近距離用の魚雷です。右舷、左舷、両方に装備され、自分で目標を捜索して攻撃します。まさに、サーチ&デストロイ!

続いてこちら、
短SAM(シースパロー)ランチャー8連装
こちらは後部甲板に装備され、航空機やミサイルを迎撃する艦対空ミサイルです。命中率は相当高く、山本リンダもびっくりの「ね・ら・い・う・ち」をします。

次はこちら、
76ミリ単装速射砲
前甲板に設置された小型速射砲。対艦ミサイル、対船舶への攻撃、陸上へ目標の艦砲射撃など多目的に使用されます。1分間に80発を撃つ威力ながら、弾丸の補給は人力で行われるのだとか。

また、この大きさにもかかわらず意外にも素早い動きをします。写真だけでは伝わらないと思うので、動画もご覧ください。
速射砲の素早い動きを見た社長の大場は、「お前らもこれくらい機敏な動きを見せてくれるといいのにな〜」とチクリ。それを聞いた若手社員はこの後、きびきびと艦内を歩いたことは言うまでもありません。

最後は、
アスロックランチャー8連装
先ほどの短魚雷とは違い、こちらは遠距離の潜水艦を攻撃する時に使用されます。上で紹介した76ミリ速射砲の後ろに装備されています。

ちなみに、装備品の名前につく〇〇式というのは作られた年数を意味しているのだと教えてもらいました。このミサイルは1974年に作られたものなのだそう。ミサイルと同級生の有名人を挙げると、照英に室伏広治、さらにボブサップなんかがいます。全員肉体系タレントじゃねーか! ズコッー!!
先発チームが護衛艦内の装備品を見ている頃、後発チームはずーっと部屋に待機中。「俺たちって置き去りにされたわけじゃないよね?」と心配しながらも、待ち続ける後発チーム。

そんな後発チームの心配をよそに、先発チームは艦橋に案内されました。
波の様子を確認している姿はまさに海の男。純白の制服も渋い! 艦橋の艦長席は人気スポットで、多数のお客さんでスシづめ状態。体操着姿で闖入してきた僕たちに向けられる一般客の方たちの視線が痛い、痛い、痛い。血が出るんじゃないかと思いました……。
そんな視線にもめげず、艦橋を見学する我々。艦長の椅子に座らせてもらった大場はこの表情。会社の舵取り何卒よろしくお願いします!

一方、その頃、後発チームは…
もう、待っちゃいられねえ!とついに部屋を脱出。自分たちだけで艦内を歩いて行くことに。この日はめちゃくちゃ暑かったにもかかわらず、体操着の上にジャケットを羽織る取締役の小林(保)にも注目! いつでもダンディズムを忘れない心意気。僕には、まだ理解できそうにありません……。

途中、奥山のもとに自衛官の方たちから記念撮影の依頼が殺到。その証拠写真がこちら。
すごいモテモテですね。キューバの革命家を彷彿とさせる雄々しい口ひげと、体操着のミスマッチ感が海の男たちの好奇心を刺激したのでしょうか? いつも怒られてばかりの僕としては、奥山のまんざらでもない笑顔は大変貴重なので、こっちまでにやけてしまいます。
艦内の案内が一段落すると、ラッパを吹きながら行進してくる3人の男性が我々の前に現れました。ガイド役の武藤さんに聞いてみると、13時からやまゆき乗員のファッションショーが飛行甲板で行われるとのこと。しかも、ショーには武藤さんもご出演されるそうなので、見に行かない手はありません。
会場に着くと、炎天下の中、すでにファッションショーは始まっており、次々と特殊な装備の方たちが出演していました。

登場したモデルさんたちを見てみると…
宇宙旅行に行く人…?
ヘリの火災時などに活躍する「耐熱防火衣を装着した艦上救難員」や、
深夜の工事現場にいるガードマン…?
ヘリを艦内に誘導する「発着艦誘導員」、
ウニを取るのがすごくうまい人…?
さらに、艦内における救難活動に従事する「艦上救難員」などが登場しました。
他にも様々、特殊な装備を身にまとった乗員の方たちが登場。出演していた方たちはカッコイイ人ばかりで、女性社員たちから僕たちには向けられたことのない黄色い声援が上がっていました。
さらにショーの合間に「君たち中学生?(…なワケないよね)」と一般のお客さんに声をかけられる一幕もあり、この体操着をきっかけに来ていたお客さんたちとも楽しく会話をさせてもらいました。

ファッションショーがひと通り終わると出演した乗員の方たちと撮影タイム。
弊社若手女子社員が色めき立ちます。
次々と、イケメン自衛官に群がり、写真をおねだり。ポーズを取るときもかわいこぶった表情を見せています。
普段は見せない女子社員のがっつき具合を見た社長の大場は「仕事もこれぐらいガツガツやってくれたらいいな」とポロリ。

「うちの若手女子はホントに困ったもんですね〜」と言いつつ、僕もこっそり美人自衛官とツーショットを撮っていたことはここだけのヒミツ。ぐふふ。
ファッションショーが終わると、一度、ヘリコプター搭乗員待機所に戻ることに。甲板の暑さに加え、朝が早かったためか、寝てしまう人も。取締役の小林(奈)もぐっすりです。奈巳さん、起きて下さーい!
疲れているようですが、まだ今回の任務は終わっていませんよ! 「記念の集合写真撮影」という重要なミッションが残っています。寝ている人をビンタで叩き起こし、最後の任務へと向かいます!
せっかく護衛艦に乗ったのだから、やはり主砲の前でしょ! と撮影場所を76ミリ速射砲の前に決め、あとはベストショットを撮るだけ。では、行きますよ〜!せーの、はいチーズ!!
・・・あれ?今だから書きますけど、なぜ保さんはその場所に?まるで、引率の先生のようです。

何はともあれ、これにて、都恋堂社会科見学は無事終了! ヒトゴーマルマル、退艦。皆さん本当にお疲れ様でした。

社会科見学は終わりましたが、会社に戻ってから、通常業務がまだ残っています。ウギャー!!
今回は歴史ある護衛艦「やまゆき」に、体操着を着用して乗艦するという過酷な?ミッションを遂行しました。無茶なお願いを快く許可して下さった海上自衛隊関係者の皆様、本当にありがとうございました。

個人的に今日の体験航海を振り返ると、艦内案内の前の質問タイムで武藤さんから伺った海上自衛官としての仕事の話はとても印象的でした。一度、船が港を発つと、家族や友人との連絡は一切できなくなり、危険な任務を伴う出港の際は、“ある覚悟”をしたためてから乗艦する自衛官もいる。そんな話を現役の自衛官から直接聞くことで、“国を守る”ことの過酷さを改めて感じました。

また、今日のイベントのようにお客さんを精一杯楽しませる姿は本気で、何事にも全力で取り組む姿勢を見習わなければならないと思いました。今後、いかなる時でもサービス精神やおもてなしの心を忘れないよう、僕も仕事に邁進していきたいと思います。

体操着を着て、社会の最前線に突撃する都恋堂社会科見学ツアー!はたして、次はどこに向かうのか? 今後も好奇心旺盛に様々な冒険をしていきたいと思います。なぜなら、都恋堂はアドベンチャー企業なのですから!!
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